2009年10月25日日曜日

再び時代物@真田騒動

久々に池波正太郎作品に帰ってきました。
先生の初期作品という事で見逃せません。

「真田騒動 - 恩田木工 - 」真田家家老の恩田木工さんがメインで
後は真田家にまつわるお話が数話ある感じ。
信幸の話はなんとも言えないせつない話もありしみじみ。

剣を振るようなシーンは基本ありません。
土地を治める大名の生活は苦しかったという。貧乏大名家がいか
にして借金を返して行くかを大筋に人の気持ちが書かれています。
苦しくなると始まる倹約生活、そして倹約に疲れた人がちょっと
した弾みで。。。まぁ最終的には恩田木工にバタンタッチで何とか
しましょうと言う話になるんですけどね。



真田騒動―恩田木工 (新潮文庫)

2009年10月18日日曜日

「和魂米才の発想法」をタイトル買い

久々に真面目な本を。
BOOK OFFでタイトル買いしました。
最近はテンションが下がり気味だったので、
あがるようなのを選びました。

そしたらアゲアゲでした。だいぶ共感できます。
時代背景としてこの本は2006年に出版されてます。
という事はリーマンショック前の本です。
ですが、私の中では色褪せない内容に思えてます。

資本主義って何さ?欲望の赴くままに行動した場合に
アメリカの企業と日本の企業の行く末がだいぶ別れて
いてとても興味深いです。
どちらも良い面、悪い面があるんだな。

前半は日米の比較で話が進んで、途中でそもそも資本主義
ってこういう事だよという説明が入ります。
貨幣中心の経済体制=資本主義では無いという私の勘違いが
解消されて良かった。
最後はじゃーどうすりゃ良いの?という話で締めます。
まー抽象的ではあるけど、一応答えを出してくれています。
(具体的な答えは各々違うんだろうと思われ)

久々に気持ちよかった。
また頑張ろうー


和魂米才の発想法―日本流でも米国流でもない企業経営