2012年1月19日木曜日

新世界より

以前から目を付けていた貴志祐介さんの作品「新世界より」。
数年前に氏の作品が好きな知人が居てオススメしてくれていたのをやっとこさ読みました。


新世界より(上) (講談社文庫)


新世界より(中) (講談社文庫)


新世界より(下) (講談社文庫)


名前は知っていましたが内容については予備知識ゼロでした。「黒い家」は読ませていただいたのですが、まさかの人類が超能力(サイキック)を使えるようになった未来の話。
この新世界で人類の辿る道、辿った道は人間らしくリアリティがありました、超能力を持つ者
と持たざる者の差がハッキリしている。
また、物語は主人公とその敵対する者が登場しますが、敵対する者がまた人間らしい。生きる
事そのものに命をかけてます。そして徐々に解明されていく事実に向き合っていく主人公達の姿勢がまた良いなぁ。
SFでちょっと謎があり冒険もあり、だいぶ楽しい作品でした。

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