色々とごちゃごちゃした生活をしていたので、落ち着いてみようと
思って時代小説に手を出してみました。
本当は池波先生の鬼平を読もうかと思ったんですが、長すぎると
思って比較的薄めな(といっても4巻)のにしました。
話の内容は室町戦国時代の黒田官兵衛嘉高という人のお話。
外交など、知略を用いた人で個人的にこういう人が好き。
読んでみてさらに興味を湧かせる内容です。
終盤は余生がどうだったというのをさらっと流して、それ以外
は明智光秀を秀吉と共に討つまでがメイン。
個人的には物足りないけど、あとがきか何かで
彼はここまででほぼ集約されていると書いているので、それ以上
は書かなかったのかなーと思ったりもする。
話の展開としてはいつどこで何々という事がありました。という
事を中心に当時の人はこの時こう思った(だろう)とかで進んで
行きます。
基本的に登場人物の会話は少ないです。というか登場人物が
少ないし、出てきても再び登場するとか稀(笑
長期連載ものだったのか、同じ人の人物紹介が幾度となく行われて
しつこいなーと思ってしまいました。
だいだいの人は結構あきるんじゃないかと思ってしまうぐらい(^^;
感想としては、、、血なまぐさい話はほとんど無く、最後は
すっきりさわやかに読み終えます。ただ、だらだらはしてますw
新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)
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