2009年6月24日水曜日

雲の峰まで長かった

久々に長物。真田太平記を読みました。流石に12巻は時間がかかりまいた。

お父ちゃんと次男(幸村)の話が多いですね。特にとうちゃん。長くなれば信之の話もいっぱい出るかなーと思ってましたが、それは他の小説で書かれてるからそっちを読めと言う事らしい。まぁー全員それなりにあるんですが、やっぱりインパクトが。。。

信長死去後の時代で武士の勢力が興亡を繰り返し、最後は徳川幕府の圧政に流れつく。こちらは途中だいぶ盛り上がるのですが、対照的に忍びの世界は最初から一勢力が飛びぬけており、しかも最後にはその一勢力も衰退していくという、なんとも寂しくなる流れ。だのに登場人物はみなみな清清しく、さっぱりとしています。

後味スッキリ♪


真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

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