2008年12月7日日曜日

人斬り半次郎

たまには幕末物を。幕末編と賊将編に分かれてます。
中村半次郎を中心に幕末~西南戦争が書かれています。

虐げられつつも、腐る事無く至極単純な事を当り前に
こなしていた主人公。人との出会いをキッカケに蓄えていた
物が開花し、頂点へと昇る様は本当に気持ち良い。
そして、中盤あたりから主人公の言葉や行動が少しづつずれていく
のが終わりを予見させてくれる。
そして最後はキレイに終わったなぁ。

他の幕末物も興味が湧いてきた。次は司馬さんかなー


人斬り半次郎 幕末編 (新潮文庫)


人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)

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